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息を流しながら、開ける

前回の声楽レッスンの記事の最後に「次回は3週間後」と書いたのですが、実は間にもう一回入っていたのを失念していました。

一段上がるか、元の木阿弥か?
発表会の練習前にレッスンしていた2曲を久々に歌いました。 6月くらいまではこちらの曲でしたので、3ヶ月ぶりくらいでしょうか。

というわけで、あれから2週間経って、レッスンに行ってきました。

こんなご時世なので次回の本番はいつになるか全然わかりません。ということで、久々にじっくり発声を見直しています。

基本、毎回言われることは同じなのですが、息の流れは止めずに、車線はうんと広く、ただし、実際にはその一番上の細いところを声が通る感じ。

言葉にするとわかりづらいですが、自分としては体中あちことを開いて、その上で鼻腔より上を響かせる感じでしょうか。頭ではわかっていてもなかなか100%再現できないのがもどかしいです。

なかなかつかない響きを豊かにするために、先生もいろいろ表現してくださいます。

私の中では、前回から体の前側、胸の辺りを意識して開くようにしてから、少し「開き(あき)」の感覚が良くなったような気がしています。そして、以前は自分の中の「いい感じ」と先生の求める「いい声」にかなりギャップがあったのですが、それが少なからず解消してきたような気がします。ただ、こればっかりは身につかない限り「感じ」止まりなのが難しいところなのですが。

発声にかなり時間をかけたので、曲のレッスンは歌曲のみとなりました。

ベッリーニの「6つのアリエッタ」より5番「どうぞ、いとしい人よ(Per pieta, bell’idol mio)」

今回で終わるはずでしたが、終わりませんでした…。

ちょうど、発声の課題と合っているようで、この曲を練習することで息を流れを止めずに「開ける」、というところをなんとか身につけたいということでしょう。

実際、どうしても歌になると、発声ならうまくいったことができなくなったりしますので。

次回は一週間後なので、じっくりこの曲と向き合ってこようと思います。

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