先日より知り合いのサイトをWordPressで構築しようと試みておりますが。
サーバーが違うことで少々躓いてしまったので、覚え書きしておきます。
私はここのところ、もっぱらさくらインターネットさんとお付き合いしており、最近は仕事の関係でちょっとだけエックスサーバーさんも使っています。
以前は知らなかったのですが、どちらもWordPressはサーバー側から標準提供されており、ワンタッチでインストールできます。少なくとも、さくらインターネットさんはVer.3.xを速攻で入れてくれます。エックスサーバーさんは試していません。
今回のクライアントさんが契約しているのがWebArenaのSuiteX。
一応提供プログラムの中にWordPressがあるので問題ないだろうと思い、インストールしてみました。
インストールそのものは速いです。一瞬です。
ただ、インストールディレクトリが専用ディレクトリになってしまうのが他とちょっと違います。
特に、今回はマルチサイト化が必須のため、本来ならドメインのルートディレクトリにインストールしたいところですが、まったく別の場所にインストールされてしまいます。
この部分は問合せ中ですが、ひょっとしたらドメインを指定したい場合はWebディレクトリに自分でインストールする必要があるかもしれません。
もうひとつ引っかかったのが、インストールされたバージョンが2.9だったことです。
ダッシュボードにアクセスすると、「最新版にアップグレードしてください」のメッセージが出るので、何も考えずにアップグレードの指示を出すと、そのまま止まってしまいます。
これはオンラインマニュアルを見ればわかりますが、3.xにアップグレードするためには、.htaccessファイルとconfig.phpの記述を変更しないといけません。
マニュアル通りに記述を変更して上書きした後、アップグレードを実行すれば、いつも通り簡単に最新のプログラムになりました。やってみればどうってことはなかったです。
後はディレクトリの問題だけです。また状況がわかったら書いておこうと思います。
FFFTPを使ってみて驚いたのですが、このSuiteX、アップロードもダウンロードも物凄く速いです。
今までさくらインターネットをはじめ、いくつかのレンタルサーバでFTPを使ってみましたが、出色の速さです。おまけに大量のファイルをアップしても止まることがありません。
もちろん料金が違うというのはあるでしょうが、職場ではそこそこ高額なサーバも使ったことがあるのに、こんなにスピード・安定感の違いを感じたのは初めてです。レンタルサーバと言ってもホントにいろいろあるのだな、と改めて実感しました。
あとはもう少しマネージャー周りがわかりやすいといいのですが…。
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