タグ : 松葉杖

装具が一段下がりました~アキレス腱断裂日記その17

受傷44日目。5度目の通院です。

前回装具をいただいてからなんと三週間も経ってしまいました。

こちらの整形外科では、装具屋さんがいらっしゃるのが週に一回だけなので、一回逃すと一週間遅れてしまうのです。

先週、どうしてもこの時間に戻って来られない用事があったため、先生に別の日ではダメですかと尋ねたのですが、装具の調整は装具屋さんがいる時でないと無理なので、その一週間後で、と言われたのでした。

考えてみたらギプスを巻いていたのとほぼ同じ期間、この高さの装具と過ごしたんですね。ギプスの三週間はすごく長く感じましたが、装具になってからはできることも増え、仕事にも復帰したせいか、とても短く感じます。

この三週間で、片松葉の歩行もかなりラクになりましたし、数歩ならば装具さえしていれば、杖が無くても歩けるようになりました。

特にここ一週間くらいは、自分でも劇的に回復しているように感じていましたので、この日が待ち遠しかった一方、ようやく慣れたこの状態から、また変わるんだな、という怖さもありました。何しろ、装具のソールを一枚外すということは、今までよりアキレス腱部分が2cmほど伸びるということなので。

さて、処置室では、先生の指示で、早速装具の調整です。

ソールを一枚外し、金具を調整して、装具だけでまっすぐ立つようにします。

この金具の調整が、装具屋さんでないとできないらしいんです。
なので自動的に一週間延びてしまいました。

思ったより手間をかけて装具を調整してもらい、ようやく装着してみると、やはりアキレス腱部が少し引っ張られるような感じがします。

それでも、意外にあまり痛くなかったので、少しだけ歩く練習をして、再度松葉杖の調整もしてもらい、この日は終わり。次回は2週間後です。

先生に「自転車はまだ乗れませんか?」と聞いてみました。

そうしたら「乗るのは大丈夫だと思うけど、降りた後どうするの? 杖をかついで乗るの?」と聞かれてしまいました。

そうですね。考えてみたら、まだ押して歩くのも無理だし、杖が外れないことにはやっぱり話になりませんね。

そんな訳で、当初3段あったソールが現在2段になりました。歩くのは今まで通り片松葉で、特に問題なく過ごしています。

それより、以前に比べて杖なしでの移動もかなりできるようになってきました。
無理は禁物なので家の中のちょこっとだけにしていますが。

今は家事も、洗濯物を干したり、掃除機をかけるくらいはできるようになりました。

早く杖が完全に外れて、自転車移動ができるようになりたいなぁ…。

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装具になりました~アキレス腱断裂日記その14

受傷23日目、4度目の通院です。

この日は装具が出来あがってきます。

仕事復帰していましたので、初めて夫の付添は無しで、仕事を上がった後、一人で階下の整形外科に向かいました。

この後PTAの会議が入っていたので、一緒に会議に出る友人が迎えに来てくれることになっていました。

今はネットスーパーの配達時間の関係で、いつもより勤務時間を短縮してもらっていることもあって、整形外科の午後の受付開始20分前には入口前のベンチに並ぶことができました。診察の順番は1番。それでも、リハビリの人たちが時間より早くドンドン入っていくのに対して、装具屋さんの関係か少し待たされてしまいました。

処置室に入ると、この間の装具屋さんがいて、早速前回と同じようにギプスを外してくれました。

その後先生がいらして軽く足を触ると、「今日は靴下持ってきた?」と。

あぁ、言われていなかったけど、朝持ってこようか迷って結局持って来なかったんだった…。

そんな訳で、素足に装具…。

装具

こんな感じ(写真)です。なかなかゴツいです。あ、写真は家に帰って靴下を履いてから撮ったので、素足じゃないですが。

かかとが高くなっているので、足首をしっかり固定すれば、前にも行かないし、アキレス腱が伸びすぎないようになってるそうです。

そして、このかかとの板(?)を毎回一枚ずつ外していくそうです。

装具を付けると、先生が、「じゃあ、杖一本にして歩いてみようか」とおっしゃいます。

え? え? え? 

杖一本?

どうやって歩くんだろう?、ととりあえず杖を一本左腕に持とうとすると、「反対、反対」と。

右腕に杖を持って(わきの下に入れて)、装具を付けた左足を少し外股にして、杖と同時に出して歩くのだそうです。

こ、こわい、怖すぎる…。

ついつい、右腕の杖に思いっきり重さをかけてしまいます。

「腕にかけ過ぎ、もっと体の近くにして。左足のかかとに体重かけて」

え、体重かけて良いんですか? 怖いんですけど。

なかなかうまく歩けなくて、先生の先導で、歩く練習です。

しばらくして少しずつコツがわかってきました。あと、杖の持ち手の位置も少し調整していただいて、歩きやすくなりました。

体重をある程度左足にもかけることで、意外にスムーズに歩けます。

それにしても、こんなに早く荷重できるとは思ってもみませんでした。

装具屋さんが「杖を一本持っていれば、左足には必要以上に重さがかかることはありませんので、大丈夫です」とおっしゃいました。「まだ体重をかけるのが怖いと思いますので、しばらく難しいかもしれませんが、そのうち慣れてくると思いますよ」と。

先生は、何よりお風呂を心配していました。

「まだ動かしたらダメだからね。ホントに気をつけてよ」と。

よく、装具になってお風呂に入れるようになったらマッサージを、とか、動かす練習を、みたいな話を読んでいたので意外でしたが、私の場合まだ受傷して約3週間しか経っていないんですよね。

「動かすなんてとんでもない。装具を外したらとにかくそーっと、だよ」

だそうです。

当然、寝る時もまだまだ固定が必要ですが、このゴツくて重い装具をつけて寝るのは大変だろうと、外したギプスの後ろ半分にクッションをつけて、寝る時用のギプスシーネを作ってくださいました。寝る前に装具を外して、このシーネを包帯で固定して寝ます。

とにもかくにも、3週間のギプス&両松葉の生活はこれで終わりです。

これからしばらく、装具&片松葉の生活です。少なくとも、片手が空いたので色々な意味でずいぶん楽になります。

でも、なんとなくペースが早くて、手術もしていないのに、とちょっと不安ではあるのですが…。

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車椅子を借りました~アキレス腱断裂日記その9

松葉杖で歩く際には、手伝ってもらうとしたらせいぜい荷物を持ってもらうくらいで、自分の力だけで進まないといけないので、長距離は難しいです。

結果、少し長い距離になるとタクシーを使うことになります。何しろ、我が家には車がありませんので。

これでは経済的に大変、と思っていたところ、mixiのアキレス腱断裂コミュニティの方が、社会福祉協会から車椅子を借りていますよ、と私の伝言板に書き込んでくださいました。

調べてみると、我が市でも、市役所で車椅子を無料貸し出ししていることがわかりました。問い合わせてみると、取りに行けば貸してくれるとのこと。

夫に相談すると、「車椅子があればオレが押してやるから、通院くらいはタクシー使わなくて済むようになるよ」とのこと。

そこで、ソフトバレーで同じチームだった人で、『何かあったら手伝うよ』と言ってくれていた人にお願いして、一緒に取りに行ってもらいました。

市役所には、車椅子は意外に重くて自分ひとりで運べるか心配だったから、と、さらにもう一人お手伝いに来てくれました。

市役所の駐車場では、私が松葉杖を持っているのが見えたから、と誘導員の方が一番庁舎寄りの車椅子スペースに停めさせてくれました。皆さん親切です。

庁舎内の移動も車椅子をお借りしました。

車椅子って、視線が低くて結構怖いのと、意外なくらいに段差に弱いことを初めて実感として知りました。

そして、無事自走用の新しい車椅子を借りられました。とりあえず1ヶ月ですが、連絡すれば3ヶ月まで無料で貸してくれるそうです。ありがたいことです。

そしてこの車椅子を二人が自宅まで運んでくれました。

ただ、我が家の玄関は狭くて、辛うじて入ったものの、人の出入りに支障を来たすレベルでかなりジャマです…。とは言え、夫は『長い期間じゃないんだし』と、そのまま玄関においておくそうです。しばらくはかなーり窮屈です。ごめんなさい。

でも、おかげで夫がいる時なら、徒歩圏内は車椅子を押してもらって移動できるようになりました。幸い夫は養護学校教諭の資格をもっていますので、車椅子を押すのはすこぶる上手です。バスや電車に乗ることもできるそうですし、タクシーonlyから少し脱出できたようです。本当に、感謝感謝です。

ただ、一人では玄関から道に出すことができませんし、少しの距離を試しに自走してみましたが、ちょっとした傾いた歩道や坂道もかなりつらいので、事実上一人での移動はムリ、ということがわかり、相変わらず出勤できません。

ギプスが外れて装具になれば、また状況が変わるかもしれませんが、まだ当分は自宅待機が続きそうです。

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松葉杖の生活~アキレス腱断裂日記その8

松葉杖生活になって数日ですが、普通に二本足で歩ける幸せをつくづく噛み締めております。

今回初めて両松葉杖を使いましたが、本当にハードです。

何しろ、左足は決して荷重してはいけないので、全体重を右足一本と杖二本の交互にかけないといけません。

杖に体重をかけるということは、基本両腕にその重さが掛かるということで、ここ10年くらいで格段に増加した体重が今更ながら恨めしいです。

当然ですが、モノが持てません。移動が精一杯。おそらく、これから一人で外を歩くとなったら、両手が空くようにリュックまたはウェストポーチのようなものを常用しないといけないでしょう。

ギプスにヒールがついてからは左足を地面につけてよくなったので(荷重は×)、「左足を常時持ち上げる」という動作が減った分少しラクにはなりました。

でも、ちょっとした段差などでバランスを崩したり、滑るものの上に杖が乗って転んだりと、やはり油断は禁物です。しばらくはストレスですね。
今のところ、続けて移動できるのはまだ300mくらいでしょうか。それでも休み休みでないとムリです。
職場まで1.5km、普通に歩いても20分近く掛かるので、まだ出勤できてません。

そして、家の中は、現在のところ、ハイハイ、松葉杖、イスを伝って移動、の三種類でなんとかやっています。あ、階段の上り下りは、右足で支えて上がって(下がって)は座る、の繰り返しでなんとかしています。なので外で階段を使う勇気はありません。松葉杖でバランス崩したりするとシャレになりませんから。

短距離はハイハイでいけますが、膝が痛いので(サポーターきついし暑いので使ってません)、リビングから玄関まで移動するときは松葉杖を使ってます。

そしてLDKの中は、食卓を囲んだイスを伝って移動します(その外はハイハイかな)。

キッチンに、あまり使わないピアノ用のイスを一番高くして置き、これが洗い物や調理のときにとても役立っています。おかげで食事の支度や後片付けを、100%家族に頼らずに済むようになりました。(物を手に持って運ぶのはムリなので、そこは手伝ってもらっています。)

買い物はネットスーパーやネットショップを大活用中です。

その辺りはまた別に書こうと思います。

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別の整形外科へ~アキレス腱断裂日記その4

受傷当日、家に帰り着くと、その日は食事もそこそこに、汗だけ拭いて着替えて寝てしまいました。

翌朝、まずは職場にメールを入れて、アキレス腱を切ってしまったこと、とりあえず今週いっぱいはお休みすることを伝えました。

また、夫とも相談して、職場のビルの1Fに入っている整形外科にかかることにしたので、診察が終ったら顔だけは出しますとも書きました。

そして、息子はこの日はコンビニでお弁当を買ってきて、お弁当箱に詰め替えて出かけました。息子の中学は、たとえ菓子パンでも、買ってきたものをそのまま持っていくのが禁止なのです。

夫は休みを取ってくれて、病院に付き合ってくれることになっていました。

そして、9時半過ぎに、タクシーを呼んで職場下の整形外科に行きました。

ここはつい最近移転してきたばかりの新しい医院で、リハビリ施設が充実しているせいか、待合室はお年寄りでいっぱいです。でも、ほとんどがリハビリの患者さんで、診察待ちの人はそんなにいないので、それほど待たされないかな?、と期待したのですが、やっぱり30分くらいは待たされました。

診察室に入って、簡易ギプスに巻いた包帯をとって寝かされていると、先生がやってきて、問診票を見て、「あ、市立病院いったんだね? 何て言われたの?」と聞くので「アキレス腱が切れてるって言われました」と答えると、おもむろに足を持ち上げて確認。「あ、ホントだ。切れてる」「じゃあ、レントゲン行こうか」ということで、またレントゲンです。

今回は2枚だけ撮りました。その後また待合室でしばらく待ち、今度は処置室に通されました。

またしばらく待ってから「お待たせしてすみません」と先生がやってきたので、今後のことを相談しました。

「手術はしてもしなくてもいい。ただ、しないほうが、後がいいね。特に女の人は、夏に素足にサンダルはいたりすると、傷の部分が摺れてケロイドになったりするし。スポーツをバリバリしたいなら別だけど。」

とのことで、手術しないほうが多少ギプス期間が延びるそうですが、しない方で行くことにしました。

すると、さっそく薄い靴下のようなものを履かせてくれながら、「これから大変だよね。2ヶ月はギプスだから」と。「ただ、金に糸目をつけないなら、途中から装具にすることもできるよ。」とおっしゃいます。装具、高いそうですがあとで7割戻ってくるし、QOLがかなり上がるそうなので、心が動きます。

その後は包帯状のものをグルグル巻き始めたのですが、どうやらこれがギプスらしく、温まったと思ったら固まっていくようです。途中で先生が慌てて「あ、ちょっと急いでうつぶせになって」とおっしゃるので、うつぶせになると、土踏まずの辺りに「ヒール」をつけてくれました。

ギプスを巻いた足

その後、市立病院で借りた松葉杖の調節を見てくださり(こちらは1か月分先払いしてあり、使用料が少し安いというので、そのまま借りて使うことにしました)、修正していただいて、ヒールの使い方(体重をかけてはいけないけれど、地面につけて良いとのこと)を教わって歩いてみると、それまでと比べて格段に歩きやすくなりました。

その後職場に顔を出して事情を説明し、急ぎの仕事の引継ぎなどをしました。
私の受ける会社宛の問い合わせ等のメールは別の方に転送することにしたり、やりかけていた急ぎの仕事をササっと片付けたり。

パートとはいえ、会社にもご迷惑をおかけします。

歩きやすくなったので、少しでもタクシー代を減らすため、駅まで歩いて(健常者なら徒歩5分以内)タクシーに乗って帰宅しました。(駅からなら1メーターなのですが、整形外科の前までつけてもらうと、一方通行だらけということもあって結構上がってしまうのです。)

なお、前日に高くてびっくりした市立病院の支払いは、間違いがあったとかで返金の連絡がありました。結果的にはあまり変わらない額になりましたが、あちらは方角が職場と完全に逆なので、替わったのは正解だと思います。

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