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救急車で病院へ~アキレス腱断裂日記その3

救急車に乗る前には足に添え木を当てられて仰向けに寝かされたのですが、救急車の中では狭いのと揺れるのと、あと仰向けになったせいで痛いふくらはぎに足の重みが掛かって結構つらかったです。

市立病院に着くとすぐに研修医らしき若い先生が二人がかりで診察するのですが、どうも要領を得ません。

何の診断をするでもなく、とりあえずレントゲンを撮ります、と言ってレントゲン室に運ばれ、足の写真を3枚撮りました。

そこまでは早かったのですが、観察室に移されてからが長い。

何の連絡もなく放置です。

委員長さんと、車で追ってきてくれた近所のIさんが付き添ってくれ、Iさんは息子さん(ウチの息子と同じクラスで同じ部活の友達)に言って、まずはウチの息子に直接LINEで連絡を取ってみて、返事が無いようなら直接お宅に行って知らせてきなさい、と言ってくれたようです。

あまりにも放置されているので、どうやらそれほど重大なことではないんじゃないか、と3人で勝手に推測して、肉離れくらいで済んでるといいね、みたいな話をしていました。ちなみに痛みは多少出てきていましたが、我慢できないほどではなく、ふくらはぎ全体に鈍痛を感じる程度でした。

そのうち、夫が血相を変えてやってきたので、かれこれ一時間以上も付き添ってくれている二人にはお礼を言って帰ってもらい、診断を待ちました。

夫が到着するとしばらくして、整形外科の先生がやってきました。そして、おもむろに触診すると「これね、アキレス腱が切れちゃってるんですね。」と。

はぁ?、って感じでポカーンとしてしまいました。

「しばらくはこっちの足には一切体重かけられません。手術はしてもしなくてもいいんですが、ギプスは2ヶ月しないといけません」

「自転車は乗れませんか?」と聞いたら即座に「ムリですね」。

ガーン。通勤の足が無いじゃん?

とにかく、「今日は救急で人がいないので、明日改めて整形を受診してください。ただ、手術をしないことにするなら、近所の開業医さんでもいいですよ。通いやすいほうがいいですから」といわれました。

そして、簡単なギプス(ふくらはぎから足裏を固定するタイプ)をあてて、松葉杖を貸してくれました。

会計等は夫にお願いしたのですが、これがまたむやみに高額でびっくり。市立病院なのに、以前かかっていた救急病院(最近隣町に移転してしまいました)なら、こんなに取られないと思うんだけど?

タクシーで家に帰り、今後のことを考えると暗い気持ちになりました。

何しろ、10日後には声楽の本番を控えています。今月末には中学の合唱コンクールで、保護者コーラスの練習がすぐ始まります。今年も第九を歌うつもりで練習に参加し始めたところでしたし。

少なくとも、今月中の予定はほとんどキャンセルかな?

とりあえず、厚生委員長さんに、アキレス腱断裂だったことを電話で伝え、保険の申請等今後のことをお願いしました。

我が家には2Fにトイレが無いので、家の中での移動の不自由を考えて、しばらくは1Fのリビングに布団を敷いて、そこで寝起きすることにしました。

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その瞬間~アキレス腱断裂日記その2

ソフトバレー4回目の練習日(10/2)。

前回、『審判講習会』があり、そのときはゲーム時間はほんの30分くらいで、ずっと講習会だったのですが、この日はその予備日。

「『講習はもう必要ない』という方は練習してていいですよ」ということで、昔バレーボールで審判経験のある私は、講習会よりもう動きたくて、チームメイトのKさんとパス練習から始めました。(あ、その前にもちろん、準備体操は念入りにやりました。)

ただ、必然的に自由練習になったメンバーはほとんどが上級クラスの人たち。ちなみに私は参加したてでブランクが長かったので、ほぼ未経験者ばかりの一番下のクラスに入っていました。

そんな中、自由練習のメンバーは「パスやサーブばかりじゃアレだから、ゲームしましょう」ということになり、なんと3対3でゲーム開始。

いつもは4人制しかも交代アリ、おまけに初級者ばかりでユルユルとやっているのに、3人制で周りは上級者ばかり、交代ナシ、という状況は、超ハード。ちゃんと、「レシーブ⇒トス⇒(時々)スパイク」というバレーボールっぽい流れでのゲーム。キツイけど、すっごく楽しい。

1ヶ月前に初めて参加したときは全然体が付いてこなかったけど、ずいぶん動くようになったなぁ、とこのときはちょっと嬉しくなっていました。思えばこれが一番危ない時期だったのかもしれません。

しばらくこのメンバーでゲーム形式練習をしました。当然、休憩する頃にはヘトヘトです。

少しの休憩後、講習会が終ったので本来のチームに戻ってゲーム開始。

しばらくは休憩前と同じように、ただ休憩前よりはかなり緩いペースで和気藹々とやっていました。

そして、後衛レフトに回ってサーブレシーブをした瞬間、左足のかかとの上辺りを、大きな石がぶつかった、もしくは誰かに思い切り蹴飛ばされたような感触がありました。

次の瞬間、アキレス腱の周辺から熱いものがジワーっと流れるのを感じたと思うと、激痛を覚えて、足を押さえたまま倒れこんでしまいました。

この直後のことは良く覚えていませんが、とにかく「痛い痛い痛い!!」と叫んでいたように思います。

3コートに分かれて練習していたメンバーが、全員集まってきました。

上級のメンバーが、コールドスプレーをかけてくれたり、校舎に行って先生に連絡し、何人かがかりでアイシングをしてくれました。

「大丈夫?」「ひねったの?」「どこがどう痛いの?」と聞かれますが、パニックになっていて左手の離せない私。「捻挫じゃないと思います。アキレス腱かも?」と。

そっと左手を離され、「とにかく靴を脱がそう」「靴下も脱がそう」といろいろやってくれます。

そして、皆で今後のことの相談を始めます。私はといえば、だんだんアイシングが効いてきて痛みが治まり、少し冷静になってきて「ごめんなさい、お騒がせして。たいしたこと無いかもしれないのに」と言いつつ、内心では「いや、そんなに軽くはなさそうだ」と思っていました。

アイシングをしてくれていた人が「とにかく病院にすぐ行ったほうがいいけど、車で送ると後回しにされるだろうから、救急車呼びましょう」と言います。ちなみに時刻は午後8時過ぎ。通常診療の時間はとっくに終っています。

そして、他のメンバーで近所の人は、「自転車で来たなら私が乗って帰ってあげる」。「私は車で救急車の後ろをついていくから、診察が終ったら送ってあげる」と次々に申し出てくれます。本当にありがたいことです。

その間も、「履いてきた靴はどれ?」とか「荷物をまとめてあげる」とか、とにかく細々と皆が世話を焼いてくれ、すっかり支度ができた頃、救急車が到着。

その前に夫と息子の携帯や自宅に電話したのですが、誰も出ません。ちょうどお風呂にでも入っているのか、うっかり寝てしまっているのかわかりませんが、ちょっと不安になりました。

みんなが見守る中、PTAの担当委員会の厚生委員長さんの付き添いで救急車に乗せられ、市立病院に向かいました。

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